録音後記
自由意志の存在を守ろうとするのは、今現在、自由意志を前提することでうまくいっていることが、うまくいかなくなる恐れや不安のせいではないか?
それは地動説が提出されたときの、天動説者の態度にも表れていたと思うし、目標(自由意志に通じるものを感じる)を設定しないとタスク管理が成り立たないと考えている場合も同じ気がする。
答えはシンプルで、現在の前提を崩しても、うまくいくことがわかれば、新しい考えは浸透する。
地動説の方が世界をより美しく説明できることがわかったことで天動説者からの抵抗はなくなったし、目標を設定しなくても悪いことは何も起きないことを実感すれば、目標はタスク管理の必須要素から外れる。
▼話の中で出てきた本(Amazonへのリンク)
自由意志の向こう側 決定論をめぐる哲学史 (講談社選書メチエ)
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運命と偶然【哲学】【タスク管理】