録音後記
今後紹介する予定の他の本での話ですが、進化倫理学の観点から見れば、罪も罰も人類の「生存」という目的のための手段でしかないという見方があります。
であれば少なくともタスク管理の実践において、すでに生存という目的は果たされているわけですから、罪(悪感)や罰としての自己反省に、時間を割く必要はありません。結果、1/タスク実行が妨げられる時間、という意味でのタスク管理のMTBFは延び、タスク管理システムの信頼性は上がる。
罪悪感や反省というものがあることを前提に論を積み上げていくのが、素朴実在論にもとづく一般的なタスク管理論です。
しかしわたしは、その種のものが本当に存在するのか、存在するとしたらなぜ存在しはじめたのか、どのような条件であればその存在に功利を見いだせるか等を考えた上で、論を重ねていきたい。
そのためには哲学が不可欠なのです。
▼話の中で出てきた本(Amazonへのリンク)
自由意志の向こう側 決定論をめぐる哲学史 (講談社選書メチエ)
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今回の投稿に関することでも、タスク管理に関することでも、「わたしはこう思うよ!」とか、「こういうことを言っている人もいるよ!」とかありましたら、下記のコメントボタンやコメント欄で教えてください。ご意見・ご質問も大歓迎です!
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